この戦いはブログに残す

読みに行きますよ、必ず

生と死についての話

「あんなに混雑する店には誰もいかん」ーヨギ・ベラ

わからなくもない

生と死について、お話します。

 

 

うん、またなんだ、すまない

仏の顔もって言うしね

 

でも普通に話しても面白くないだろうし

一杯のラーメンに例えながら話を進めたい、進めます。

 

生とは何か? 死とは何か? をまず単純に考えていきましょう

この世に生まれ落ちてから死を迎えるまでの期間を生としましょう

死とは生の終わりとして話を進めていきます。

 

ラーメンでいうと作り始めから完成まで、ですかね(これいる?)

 

死を単純な終わりと考えると、大部分の話は生にあつまると思いますので

じゃあまず生から考えていきましょうか。

 

ラーメン職人の朝は早い

ここでは別にラーメンの作り方を話したい訳じゃない、いいね?

まずはベースとなるスープの味から決めていきましょうか

最初は水です、水にも多少の品質の差があるかもしれませんね

スープの味はその人の心の根っこ、原風景みたいな感じですかね 人間性と言ってもいいかもしれません。

その人の頑張りやあるいはその後の環境で

醤油とんこつになったり、魚介系の醤油になったり多種多様の変化を見せる事はあると思います。

スープはベースです、ここがダメなら全部ダメ

ダメの内容について考える必要はありません、君がダメだと思うスープの味はダメなのです

人気のあるスープの味は多くの人に好まれている味のスープなのです、当然ですね。

しかし君には君の好みのスープの味があるだろう?(ここラーメン要素)

 

まるで生麺

次は麺にいきましょう。

麺は例えが難しいですが、スープというベースに加えられた培ってきた要素です

絵を描いたり、スポーツを真剣に取り組んだり、研究に勤しんだり、様々です

培ったもので麺の種類が決まってきます

問題はそれがスープというベースに噛み合っている麺かどうかです

スープや麺は曖昧で抽象的な物ですが、しかし相性はあります

せっかくのおいしいスープに対してどうしようもない麺であったり

スープと麺のバランスが完璧かつ、絡み具合も言うことなしな場合もあります

ベースと培ってきた物が噛み合うかどうか、ということですね

これもダメかどうか、という話ではなく好みの味のバランスの話です

一見ダメに見える組み合わせでも、人によってはこれ以上無いバランスかもしれません

 

トッピング無料券って結局使わない

トッピングは彩りと味の引き立て役です

ベースと培ってきた物、それに加えた要素です

周りの友人だったりとかですかね

トッピングも具体的になんであるか? ということは重要ではありません

多くの場合は麺を培ってきている最中で得ていると思います

スープに惹かれて得られたものもあるかもしれませんね

ただそれが必ずしもスープと麺のプラスの要素ではない

ということは重要ですね。

 

ラーメンの話しかしてなくない?

ここからが本題

生とは死までの、ラーメンを完成させるまでの話だと思います

生まれ落ちてから人はラーメンを完成させるように生きているのです(迫真)

スープの味を決め、麺の種類を決め、トッピングを添えていく

そうして完成させた時人は死ぬのです

死とはラーメンの完成です

 

完成度の高さを求め生を謳歌する人もいれば

自分のスープに見切りをつけほどほどの生を満喫する人もいる

諦めずにスープの味を変え、それに合う麺を打ち、トッピングにも恵まれた生を送る人もいるでしょう

だけど重要なのは自分が完成させたラーメンをどう思うか?

ということだと思います、好みの味を完成させられそうですか?

そう重要なのはあなた好みのラーメンを完成させられるかどうかなのです。

 

完成させてどうなるの? 意味なんてあるの?

あるかもしれませんし、ないかもしれません

ラーメンを完成させた後、あるいはその途中で

ラーメンの味を見る人が現れるかもしれません

その人はそのラーメンに感動し、自分の理想とするラーメンにあなたのラーメンを置くかもしれません

死んだ後ではそんなこと意味のないことかもしれませんね

死んだらどこに行くかなんて誰にもわかりません

ただあなたのラーメンに感動したラーメン職人はまだ生きています

その人のラーメンがまた別のラーメン、その別のラーメンがまたまた別のラーメンに

脈々と受け継がれていくかもしれません、それを意味ある行為ととるかはあなた次第です

その一方で誰にも受け継がれないラーメンもあるでしょう

意味がないと思いますか?

意味なんてなくてもいいんです、人間はラーメンを完成させるように出来ているんです

好きでしょうラーメン? 僕は好きです。

 

自分のラーメンが忘れられ、受け継ぐ人がいなくなれば

そのラーメンは永遠に失われることでしょう、これが死です

 

つまり?

生とはラーメンを完成させること

死とは完成させたラーメンが完全に失われること

 

貴方の今日のお昼ごはんはラーメンですね?

これがメンタリズムです、勉強になりましたね。

 

 

殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないでほしい。

そう思ってこの記事を書いたんだ、じゃあ注文を聞こうか。